2011-11-01から1ヶ月間の記事一覧

食品加工の季節

畑の野菜は夏野菜から秋冬野菜に変わり、大根、白菜、蕪が美味しい季節になりました。塩、醤油、糠味噌、味噌、生のまま、干して、和、韓、中と味を変えて漬け物を楽しんでいます。今年の冬は暖かく、強い霜が降りず野沢菜はまだ漬けられません。 季節が夏か…

TPPその3

もし日本がTPPに参加したら「三方1両得」の時代が来るのでしょうか? 始まる前から負け犬のように諦めることはないと思いますが、今までの農政、官僚、農協の行動を見ていますと、あまり期待は出来ません。彼らは農家の名前を使い「上手く」立ち回ります。 …

  TPPその2

日本がTPPに参加すると、日本の米農家が崩壊すると言われています。本当でしょうか? 日本の米の需要は約700万トンほどです。700万トンから農家の自家消費米、縁故米、有機農業などの特定栽培米、魚沼産などの高級米を抜きますと、おおよそ500万トンがTPPの…

TPPについて

日本がTPPに参加することで被害(損害)を受けるのは農家でしょうか?農協でしょうか?農政でしょうか?農業関係者すべてが被害を受けるのでしょうか? 農家が被害を受けるとしたら、専業農家でしょうか?収入の多くを勤めから得ている兼業農家でしょうか? …

有機農業と無農薬栽培農業

東電の原子力発電事故による放射能汚染により、私の近くでも農地を捨ててこの地での就農を諦めた新規就農者がいます。放射能汚染による避難勧告が出たわけでもなく、その放射能汚染度も東京、神奈川、埼玉地域と同レベルです。東電の原子力発電事故後もほぼ…

忘年会のお知らせ

ちょっと気が早いですが、今年の忘年会のお知らせです。 今年は大地震そして東電による放射能汚染と、茨城の百姓にとっては厳しい1年でした。(まだ今年も2ヶ月ほど残っておりますが、これ以上の不幸がないことを祈っています。) こんな年は、仲間で集ま…

読書

人口が70億人を超えて、食料と飲料水が問われる21世紀かと思います。その点で一読の価値はあるかと思いますが、生産される農作物のコストの問題が大きく残りそうです。垂直農場―明日の都市・環境・食料作者: ディクソン・デポミエ,依田卓巳出版社/メーカ…