鳥インフルエンザ

北海道の養鶏場で鳥インフルエンザが確認されました。
この病気は「桜の咲く頃まで」(暖かくなれば感染の流行は収まる)と言われていますが、まだまだ先は長く、鬱陶しい冬を過ごしています。
専門家は、鳥インフルエンザ対策として「ウインドレス鶏舎」を推奨して、国も補助金を出してウインドレス鶏舎に建て替えを推奨しています。
水鳥以外で今年度初めて鳥インフルエンザがでたのは青森県のアヒル(フランス鴨)農場です。場所柄、ウインドレス鶏舎、またはそれに準ずる鶏舎と思われます。
次は新潟県の31万羽養鶏場です。ウインドレス鶏舎です、近くにあった58カ所の小さな養鶏場は陰性でした。
次も同じく新潟県で23万羽養鶏です。ウインドレス鶏舎です。
次は青森のアヒル農場の関連施設です。
そして今回の北海道も21万羽養鶏で、ウインドレス鶏舎と思われます。
いずこも近くに小さな養鶏場があるのですが、今のところ陰性です。
過去にさかのぼってみても、ウインドレス、またはそれに準ずる鶏舎で鳥インフルエンザが発病しています。
不思議です。
考えられることは、この鳥インフルエンザウイルスは、鶏への致死率は高いですが、感染率は低いのではないかと思われます。
ウインドレス鶏舎は、坪100羽以上の密飼い(鶏1羽あたり、人間の靴一足分ほどのスペース)、餌効率を考え鶏の体温で鶏舎内の温度を上げるために、冬場は空気の入れ換えをできるだけ少なくしています。人間は目を開けられないほどのアンモニア臭が充満しています。このような最悪の環境の中に鳥インフルエンザウイルスが入り、多くの鶏たちがウイルスのやりとりをしないと鶏はこの鳥インフルエンザに感染しにくいようです。
勿論、素人の浅はかな思いつきですが。
専門家の方々「ネズミや小動物がウイルスを運んだ」などという説明はもう良いです、それならウインドレス鶏舎の100倍、1000倍多い小さな養鶏場(衛生管理、小動物対策が悪いと言われる)で鳥インフルエンザが出ないでウインドレス鶏舎で発病するか、納得できる説明がほしいです。