»中国で鳥インフルエンザのヒトへの感染拡大、先月は20人死亡

TBSニュース。

 中国で鳥インフルエンザのヒトへの感染が拡大しています。先月は、全国でおよそ100人が感染し、20人が死亡しました。
 中国の国家衛生計画出産委員会の発表によりますと、去年12月にH7N9型の鳥インフルエンザウイルスに感染したことが確認された人は、中国南部を中心に106人にのぼっていて、そのうち20人が死亡しました。11月は感染者が6人で死者はいなかったことから、感染が急速に拡大したことがわかります。
 H7N9型の鳥インフルエンザは日本ではヒトへの感染は確認されていませんが、中国では2013年以降毎年確認されていて、2015年にはおよそ90人が死亡しています。(12日12:37)


恐れていたことが始まっています。とは言え「パンデミックス、100万人からのインフルエンザウイルスによる死亡」などというイエロー週刊誌の記事に踊らされないでください。失礼ながら「中国」でのニュースです。私個人の感想として「中国の状態を考えると少ない」と思っているぐらいです。日本ではインフルエンザによる(今回騒がれている一連の鳥インフルエンザではありません。昔からのです。)直接的な死亡は年間1万人前後、肺炎等の間接てき死者も含めますと、この数倍から10倍という意見もあります。今回の鳥インフルエンザウイルス(H5N7)による鳥類の淘汰数は韓国では3000万羽を超え、国家の問題になっています。
玉子等の移動禁止期間でも「玉子不足のため移動許可をする(責任逃れ)」政府に、夜中に玉子等を移動するという話が聞こえてきます。鳥インフルエンザに感染した多くの養鶏場では(7−8割)鳥インフルエンザウイルスに効かない消毒薬を使っていたとか、、、、、失礼ながらここまできますと『喜劇』です。規模で約3倍程度の日本で約100万羽の淘汰です。
「では中国では」といいますとウイルスワクチンを使っています。大手養鶏場はワクチンで病気を防げますが、小規模の養鶏場や趣味でニワトリを飼っている人たちはワクチンを使用していないと思われます。ワクチンによっての感染か、自然感染か判断が難しくなります。必然的にニワトリインフルエンザウイルスは自然界で拡散、変異していきます。
またこのウイルスは非常に変異しやすいので次から次に新しいタイプが生まれ、ワクチンでいつまで抑えることができるか疑問です。