そろそろ薫製の季節

ハムやベーコン、脱水シートを利用して正月用の生ハムを作ろうと思い(完成までに1ヶ月半ほどかかります)、行きつけのスーパーに豚肉を買いに行きました。
 「5kgほどの輸入豚肉のロースの塊を購入したいのですが、gいくらになりますか?」と尋ねると「ロースはg197円で、バラ肉はg147円です」と言われて、あいにくいつもの責任者が休みなのか価格交渉も出来ません。
国産豚肉なら分かりますが、カナダからの輸入豚肉の価格としては高すぎます。消費税を入れたら1万円を超えてしまいます。
 しかたがないので他のスーパーに行きました。そのスーパーに着いたときの時間は、金曜日の朝の10時25分ほど。駐車場はほぼ満杯で、スーパーから遠くに車を止めて歩いてスーパーの入店口に行きますと、外まで長蛇の列が出来ていました。その列を横に見ながらスーパー内に入っていきますとちょうど店内放送が始まり「10時半より、今日の特売品の卵1パック93円で販売致します。先着200名様となっておりますので売り切れの場合はご了承下さい、いらっしゃいませ、いらっしゃいませ」と景気の良い放送が流れてきました。たまご屋としては複雑な気持ちでした。
 豚肉はg118円と98円で購入でき、家に帰り塩漬けしたり、ソミュール液につけたりして下準備をしました。
脱水シート(商品名ピチット)は便利です。我が家の鶏の胸肉(モモは堅すぎます)から皮や脂肪を丁寧に取り除き、2%ほどの塩と好みのハーブを肉に丹念にまぶしてサランラップにくるみ一昼夜冷蔵庫で保存。翌日、肉から出た水分を丁寧に拭き取り脱水シートにくるみ2日ほど冷蔵庫で保存。余計な水分が取り除かれうまみは肉内に残り、1味、2味美味しくなります。そのまま焼いても美味しいですし、表面を軽く炒めて生ハム状態で(保存はあまり出来ません)食べても美味しいです。豚肉や魚も美味しくなります。