キンドル、キンドル

電子書籍リーダーのキンドルを購入して1ヶ月半ほど過ぎました。この機器を「使いこなす」までは永遠に到達しないと思いますが、だいぶ慣れてきました。
アプリ等は殆ど使いません。音楽を聴く、ニュースを調べる、写真を保存する、本を読むがメーンです。
 やはり一番利用するのは本を読むです。時間では9割以上を占めていると思います。
 紙の本では「二千円台の本が読み応えある」と言う私ですが、紙の本の重量感と目の前にある所有の喜びが電子書籍になると感じにくく、ついつい安い本や、無料本につられてしまいます。そして途中で読書を投げ出して時間を無駄にしてしまいます。
 電子書籍化が進み誰でも本が出せるようになり、それらの本が「無料、100円」で氾濫しています。『ただほど高いものは無い』はそう間違っていないようです。
私がお金を出しても読みたいと思う本が電子書籍に少ないのも現実です。
そして物足りなさから紙の本を読みます。通常の二倍の読書時間です。(笑、涙)
 では電子書籍は紙の本と比べて全てに劣るかというと、そうとも言えません。
 私のキンドルでは活字の大きさを十段階に変えることが出来、新書等の小さい活字を読むのが辛くなった私は大変に助かっています。バックライトが当たるために、寝て本を読んでも目が疲れません。読書中に読めない漢字や、難解な語句の意味はすぐその場で調べられて便利です。
 これで読みたいと思う本(発行部数の少ない)が電子書籍として増えたら断然電子書籍の方が便利のようです。私のような老人には。