中国農業部 「渡り鳥が持ち込んだ可能性が排除できない」

国家首席獣医師の于康震氏は4月7日に開かれた中国農業部(農業省)の記者会見において、「H7N9型の鳥インフルエンザウイルスは、家禽に対して低毒性を持ち、生きた家禽を扱う市場での検出率が最も高く、養鶏場ではまだ検出されていない」と語った。人民日報が伝えた。
中国農業部は動物に感染するH7N9型の鳥インフルエンザウイルスを、一類動物疫病管理に組み入れ、農業関連の重大公共衛生事件とした。またH7N9型鳥インフルエンザ防止抑制業務指導チームを結成し、全面的な緊急対策に入った。
中国農業部の専門家は、家禽・ハトから検出されたH7N9型の鳥インフルエンザウイルスは新型ウイルスであり、人体から検出されたウイルスと高い同源性を持ち、国内ではこれまで検出されていなかったとした。
同ウイルスの病原は不明で、感染ルートが明らかにされておらず、渡り鳥が持ち込んだ可能性が排除できない。

中国の鳥インフルエンザ(H7N9)で、8日現在死者は7人となり感染者は1市3省で計24人とのことです。530人以上が経過観察中のようです。
今のところ、人から人への感染は確認されていないようです。このウイルスが広がらないことを願っています。
 中国の農業部が言うように「渡り鳥が持ち込んだ可能性が排除できない」とは思いますが、ウイルスが動物の体内などを利用して(豚が多いです)人間などに感染するように変わらなければなりません。 となりますと、同じ様な時期に同じ様な地域で起きた「河に流された六千頭を超す豚の死骸」との関係は無いのでしょうか?