鳥インフルエンザ の経過

 昨年末から高病原性鳥インフルエンザの日本での流行が止まりません。
家禽以外の鳥類では、昨年の10月北海道の鴨の糞から鳥インフルエンザウイルスが確認された以降、鳥取県、鹿児島県、福島県島根県兵庫県高知県鳥取県、宮崎県、長崎県、栃木県の1道10県で鳥インフルエンザウイルスが確認されています。
 家禽では(ほとんどが鶏です)、昨年の11月に島根県での発生以降、宮崎県、愛知県、鹿児島県、大分県和歌山県三重県の7県で発生しています。
 家禽と家禽以外(野鳥)がともに鳥インフルエンザウイルスの発生があったのは、宮崎県、鹿児島県、島根県です。そのうち宮崎県と島根県は家禽(鶏)に鳥インフルエンザが発生したあとに家禽以外での鳥インフルエンザウイルスが確認されています。
「卵が先か鶏が先か」ではありませんが、鳥インフルエンザウイルスを家禽(鶏)が野鳥に感染させているのか、野鳥が鶏に感染させているのかは定かではありませが、日本全体に高病原性鳥インフルエンザ蔓延しつつあるようです。
今回の鳥インフルエンザで淘汰された鶏たちの数を以下に書き記します。
島根県・・・採卵鶏2万羽、宮崎県・・・種鶏10240羽、採卵鶏410000羽、肉用鶏10000 羽、肉用鶏92000 羽、肉用鶏6600羽、肉用鶏40000羽、肉用鶏190000羽、肉用鶏42000羽、肉用鶏88000羽、肉用鶏30000羽、肉用鶏33000羽、鹿児島県・・・採卵鶏8600羽、愛知県・・・採卵鶏150000羽、種鶏17500羽、大分県・・・採卵鶏8100羽、和歌山県・・・採卵鶏100000羽、三重県・・・肉用鶏67000羽、そして昨日も(2月16日)宮崎県で新たな農場(7500羽の肉用鶏)で鳥インフルエンザが発生したようです。
今回の高病原性鳥インフルエンザで約125万羽の鶏たちが殺処分されました。(される予定です)・・・合掌