卵が足りません。

 昨年末から約2ヶ月にわたり、卵の足らない日々が続いています。
鶏舎に行き、鶏の尻に手を当てて「卵をもう一個産んでくれ」とお願いしているのですが、聞き入れてもらえません。
 鶏たちに「首を絞めるぞ」と脅してみたり、「格好良い雄を紹介するから」などと雌の本能(?)に訴えてみたりしていますが、良い答えは返って来ません。
 私の所では基本的には卵は全量自己販売です。
 販売する卵が売れ残れり古い卵を販売しますと評判を落としますし、今回の様に卵が足らないとお客さんに迷惑をかけます。
 ですが一年を通して鶏の産卵数を同じにするのは不可能に近く、通常は鶏の切り替え時期(古い雌鶏から若い雌鶏に産卵が切り替わる産卵初期)の約1ヶ月は卵が足りなくなります。
その若い雌鶏が安定して沢山の卵を産む、その後の1ヶ月は卵が余り気味になります。 その後の2ヶ月は産卵個数と、販売個数が均等化していることが多いです。(にわとり屋が、一番心が落ち着く時です)年にこのようなエッグサイクルを3回繰り返します。
 今回は、私の病気もあり飼育する鶏の数を少し減らしていたことと、今年の寒さが鶏たちの産卵に影響しているようです。
 次の鶏が産卵をはじめる三月までは、卵が足らない日々が続きそうです。