基本に戻る

 ブログに「疲れが抜けません」と書いていて、冷えてる足を温めて少しでも血液の流れを良くして「頭寒足熱」の基本に戻ろうと思いました。
 身体の調子が悪くなり困ると「健康の基本に戻ろう」と少々の反省を込めて思うのですが、三日もすれば忘れてしまい、元の木阿弥です。
「足を温めて、冷たい物は飲まない、風呂にゆっくり浸かり全身を温める」このような日常のささやかな注意で、身体の免疫力を高めて血液の循環を良くすることができるようです。分かっているのですが、続きません。
 「足を温めて」は湯たんぽを足下に入れることで何とかなりそうです。
 「冷たい物は飲まない」は冷酒を(私は冬でも基本は冷や酒です)熱燗に変えます。
 最後の「風呂にゆっくり浸かり全身を温める」が問題です。
 日中は「風呂はゆったりと」と自分に言い聞かせているのですが、いざ風呂に入る時になりますと、そんなことは「コロリ」と忘れて、「パ、バッサ、ドボン、ザー」と烏の行水です。特別慌てることのない日常なのですが、慣れ親しんだ日常と言いますか、癖と言いますか、私は長湯が苦手です。
 それで今回は、子供のように湯船の中で数をゆっくりと300ほど数えて、額から汗が噴き出るようになってから湯船を出て、身体を洗い、上がり湯はまた汗が出るまで風呂に浸かるようにしました。少々苦痛です。
 昨日で三日目です。「額から汗を流す風呂」は私にとっては新たな経験です。
冬の我が家の庭