鳥インフル:毒性強いH5N8型 韓国で急速に拡大

毎日新聞 2014年01月27日 21時20分(最終更新 01月27日 21時21分)
【ソウル澤田克己】極めて毒性の強い高病原性鳥インフルエンザ(H5N8型)が、韓国で急速に拡大している。ウイルスは首都圏から南西部・全羅南道まで朝鮮半島西岸各地で検出されている。渡り鳥が媒介している可能性があり、日本へ飛び火する恐れもある。
 南西部・全羅北道のアヒル農場で16日、感染の疑いが最初に報告された。17日には農場近くの貯水池で渡り鳥のカモが大量死しているのが見つかり、どちらもH5N8への感染が確認された。
 感染はその後、全羅南道忠清南道の農場にも広がり、26日には首都圏である京畿道の湖で採取された野鳥のフンからもウイルスを検出。26日までに、43農場のアヒルとニワトリ計約64万羽が殺処分された。
 日本の農林水産省によると、シベリアからの渡り鳥は朝鮮半島を経由して日本に来ることが多い。韓国で鳥インフルエンザが流行した後に日本で発生したことがあり、日本政府は警戒を強めている。
 H5N8は、2000年代に世界的流行が始まったH5N1とは別のタイプ。中国で人への感染が報告されているH7N9とも異なる。鳥インフルエンザは通常、人には感染しないが、病気の鳥と濃厚な接触を持った場合などには感染することがある。

鳥インフル死者一挙11人増=中国浙江省

 【上海時事】中国国営通信社新華社のニュースサイト、新華網が27日、浙江省衛生当局の情報として伝えたところによると、今年になってからの同省のH7N9型鳥インフルエンザの死者は12人に達した。これまで、浙江省は1人の死者しか発表していなかった。この結果、2014年の中国本土の死者は12人から一挙に23人になったが、さらに死者や感染者が発表されずにいる可能性がある。(2014/01/28-08:08)



次から次へと鳥インフルエンザの変異株ができ、型名を覚えるだけで大変です。
このような冗談を言っていられる内は良いのですが、日本にこれらの鳥インフルエンザが入ってきたら大変な問題になります。今までの経験から、韓国で鳥インフルエンザが大流行した年は渡り鳥からか日本も鳥インフルエンザが流行する事が多くありました。
いやな季節です。鶏と人間、畜産と人間の関わり方を真剣に考える時期に来ているのかも知れません。
28日記入。