特に変わったことのない毎日です。
水仙が咲き、チューリップが咲き始め、我が家の桜は5分咲き、暑かったり、寒かったりの気候に庭の花々はとまどっているようです。
先日、30数年前のテレビ放送のDVDを見る機会がありました。テレビ番組は特に話すほどの内容ではありませんが、その番組内に出てきた生卵の黄身の色に注意が引かれました。昭和のテレビに映し出された鶏卵の黄身は「出来るだけ、本来の黄色に近づけた薄いオレンジ色」でした。「黄身」の黄色がまだ言葉として生きていた時代です。
 それがこの頃は「太陽の様に赤い黄身」と黄身の赤さが栄養価のアップや健康的かのような宣伝と共に、卵の黄身の色は限りなく赤色に近づいています。赤身です。安価な合成パプリカ色素で卵の色はいくらでも赤くできます。
市販される黄身の色が限りなく赤に近づくにつれて、我が家の卵の黄身の色に対するクレームも増えているような気がします。しかたがないかと思います