電子書籍リーダー

アマゾンの電子書籍リーダー「キンドル」を買う予定でした。
 紙の本の重たさや部屋のスペースを占める(多くの本は図書館から借りますので、自分で購入した本はたいした量ではありませんが)などを考えたら、電子書籍が魅力的に思えていました。
 さてキンドルの日本での発売が決まり、本格的に電子書籍について調べてみたのですが、どうも私が勝手に考えていた「電子書籍を買い、私のものにする」というイメージよりは、「そのときの読む権利を買う」と言う、昔の貸し本屋のルールのようです。
 私がキンドルで購入した電子書籍ソニー楽天の機械には動かせないようです。私のPCなどに保存しておくこともできないようです。
 「そのときの読む権利を買う」だけなのに、本の値段が思ったより高い設定です。
貸本なら本の定価の2−3割の値段で、新刊本でも定価の5割ぐらいだったと思います。アマゾンの電子書籍の値段は定価の1−2割安です。「そのときの読む権利を買う」だけとしたらちょっと値段が高いです。
 そして一番の問題は、今あるアマゾンの電子書籍は私が読みたいと思う本が皆無の状態でした。このような新しいことが始まるときの何時もの方法ですが、漫画とアダルト本がいち早く電子書籍化されています。
 電子書籍リーダーを買うのはもう少し待っても良いようです。