荒れる水田

この地域の戦前からの百姓達も、80歳を超えて「櫛の歯が抜け落ちるように」農作業の現場から消えつつあります。頭で農業の損得を考える前に、身体に農作業を叩き揉まれた世代が消えつつあります。そして経済合理主義に合わない農業が私達の世代に捨てられ、農村の景観が荒れ始めています。この農村の荒れた景観は、明日の都市生活に繋がる事と確信します。
「先祖伝来の水田」、「血と汗の結晶の開墾地」が捨てられています。誰が、何が間違ったのでしょうか?
今年から休耕された水田
昨年から休耕された水田

数年前から休耕されている水田

このように休耕田が増え草刈りもされませんと、カメムシなどの害虫被害や、水利問題、冬の火災など周りの人達に迷惑がかかります。