特発性顔面神経麻痺(8)

7月25日(金)
 退院後、約2週間が経ったので病院に検診に行く。9時に耳鼻咽喉科に行き問診。40点中36点。ほぼ9割の回復。「もう大丈夫ですね」と医者より言われる。自分でも日常に殆ど違和感がない。強いて言うと、まだ左目がしっかり瞑れないので、頭を洗ったときの洗剤が眼に入ることがあるのが少々の難点。予定より早い回復。
 その後内科に行く。私は退院後3−4日目から入院中に点滴していたステロイドが切れたためか 嗜眠的に眠くなり、1日の大半を寝て過ごし 起きているときも頭が「ボーッ 」としている状態が続いている。そして手に湿疹が出て、入院前と同じような状態に戻ってしまった。
 入院中(ステロイドの点滴中)は眠くもなく、頭もスッキリして体調もここ数年無かったほど良く過ごせた。退院後は入院中の体調の良かった記憶との落差が大きいため、ステロイドの威力に引きつけられ内科の医者にステロイドの服用を尋ねてみた。
「今回の入院でステロイドを多く使いました。そのステロイドが切れて頭がボーッとするのは普通なことです。手の湿疹も我慢ができないほどではないと思います。ステロイドは強い薬です、いざというときに使うようにして常日頃は我慢して下さい」と私のステロイド服用か却下された。ステロイドが今までの私の病気に大変効果があることが分かった今回の「特発性顔面神経麻痺」入院だった。(終わり)
湿疹が出た私の手(無理をすると、この湿疹が大きくなり発熱してステロイドの世話になります)