花を虐める卑怯者

 前橋や埼玉で、チューリップやパンジーの花を折ったり引き抜いたりして、花を虐める事件が相次いでいます。また、それを真似たような事件も起きています。春なのに寒気がする「心貧しい」ニュースです。
 私の妻は花が大好きです。大好きな花に囲まれた生活をするために「にわとり屋」を遣っているのが本心のようです。私は「花より団子」派ですが、むやみに花を折ったり、虐めたりはしません。
 私達夫婦がこの部落(ムラ)に就農して、大変お世話になった文治さんの口癖は「花を見て怒る人間はいない」でした。田んぼの畦には桜草を植えて、一寸した斜面には紫陽花を植えて部落(ムラ)の人達の目を楽しませていました。多くの部落(ムラ)人達も花を愛し、季節季節の花を家周りに植えて楽しみ、家の近くを通る人達を楽しませています。
このような花を愛する部落(ムラ)での生活から、「花を見て怒る人間はいない」それが人間として当たり前だと今まで思ってきました。
その思いを根底から覆すような上記のニュースです。「そこに咲く花」を虐める卑しい心の持ち主は、どの様な育ち方をしているのでしょうか?
このような卑劣な犯人には「花壇の草取り3年」程の実刑を科しましょう。