(13)リウォンデ・サファリで観光

 翌朝、朝から気温が30度近くもあり、蒸し暑い一日の始まりです。夏の終わった日本からきた私には少々きつい暑さです。
 朝食後、8時半から2時間ほどボートに乗って水上サファリ観光に出かけます。
 エンジン付きのボートで河川に出て、川辺の花や鳥、カバやワニなどの水中の生き物を観光します。河川に水を飲みに来たアフリカ象には10m程まで近寄り、その迫力を堪能しました。
 午後はもう一度オープントラックで陸上のサファリ観光に出かけました。新たな動物に出会うことはありませんでしたが、昨日見落としたトカゲや鳥などの小さな生き物をガイドから紹介して貰いました。
 途中、オープントラックの後ろのタイヤがパンクして、私達は車から降りて、タイヤ交換となりました。肉食動物や、猛毒を持った生き物は近くには居ないようで、私達は気楽にマラウイ人によるタイヤ交換の見学です。
 そのタイヤ交換の下手なこと。まだ車に慣れていないのか、不器用なのか、能力的に劣るのか、私には当たり前と思う簡単なことが出来ず、一つのタイヤを交換するのに2人で1時間以上かかってしまい、当たりは薄暗くなりました。
 今日は観光が中途半端のまま、昨日と同じように暗い道を帰ります。
 昨日はビールを飲んだりして余裕を持った帰り道でしたが、今日はアクシデントで遅くなり、暗い道を帰ります。アクシデントの後の漆黒の大地は、予想以上に私達の心を不安にさせます。
 夕食は、キャンプファイヤーを囲み、火を眺めながら昨日とは違った雰囲気の中楽しみました。夜になっても気温が下がらなく蒸し暑い中、息子とダブルベットでまた爆睡しました。
真剣にパンクタイヤを修理するガイド

群れで行動するシマウマ

サファリの入り口で入園料を徴収していた警察官