姪とのデート

 台風9号は関東地方に上陸後、多くの地域に被害を残して北上して行きました。
家の崩壊や農作物に多くの被害が出た地域もあるようですが、幸いなことにこの近郊の被害は少なかったようで、安堵しています。
 そして昨日は夏の青空が久しぶりに戻り、お約束通りの「台風一過の猛暑日」になりました。
そんな猛暑のなか私は「姪とのデート」に出かけてきました。
私の姪S子は都会生まれの都会育ち。どのような心境の変化なのか「農村に住みたい」と今年の4月から常陸太田市の里美で農業研修をしています。
S子は都会で車の免許は取ったものの、街では特に車の運転の必要も感じなく、今日までペーパードライバーで来ていました。
 里美での農業研修も3ヶ月が過ぎ、農村の生活にも慣れ始めた7月から自動車の運転を始めました。
 自動車の運転も「里美地域」限定です。(殆ど、宿泊施設から農業研修を受け入れて頂いているFさん宅の往復に使っています) 
「よし、そろそろ常陸太田市街まで運転してみよう」と叔父の義務と責任感で(?)S子をデートに誘い、常陸太田市街地経由で「あすかぶどう園」まで彼女の運転で行き、一時をぶどう園で楽しみました。その後は我が家まで足を伸ばし里美へ帰るという、約70kmのドライブを彼女の運転で楽しみました。
 始めは「冷や冷や」(自動車教習所の教官は偉いと思いました)、助手席でちょっと手に汗を握りながらのドライブでしたが、さすが現代の若い娘です。思いの外、姪の車はスムーズに走り、ほかの車の流れにも乗り、時間と共に姪の運転技術は上達して、後半は楽しいデートの時間になりました。