猛暑 

梅雨明けを合図に「待ってました」と、連日33−5度の猛暑が続いています。お盆に入り残暑見舞いを出す季節ですが、今年は夏の始まりが遅く、一気に暑くなりまだまだ「残暑」と言う気持ちになれません。
皆様お元気にお過ごしでしょうか?
 病弱の私にはいささか厳しい日々で、太陽から逃げ回る毎日です。(笑い)
 とは言え私も百姓の端くれ「太陽から逃げ回っていては仕事にならぬ、お盆前くらい畑はきれいに草刈りを」と思い、ちょっと踏ん張って照りつける太陽の下、草刈りを二日ほど頑張りました。
気持ちはまだまだ元気なのですが、体が付いてきません。草刈り二日目は、小一時間ほど草刈りをしたら体はガクガク、フラフラ、頭はガンガンしてきます。「あー、このまま草刈りを続けていたらまた病気が再発して、倒れてしまう」と発病の恐怖に駆られ、そこで草刈りをやめました。今の私の体調では真夏の太陽の下での草刈りは無理なようです。その晩はガンガンする頭を抱えながら8時前に布団に入りました。そして翌日は疲れが抜けず、布団の上でゴロゴロして1日を過ごしました。
照りつける太陽の下で仕事をするのが「ちょっと格好良く、楽しい」時期もありました。太陽に挑戦するように暑さの中働き、着ているシャツを絞ると汗が滴り落ちるほど汗をかき、一仕事を終え水風呂に「ボチャンー」と飛び込み、芯から火照る体を落ち着かせる。夏は体重も6−8kgほど減り、そして冬に回復する。そんな繰り返しの日々が私の若い時期にありました。時は流れ、いつからか夏の暑さにおののき、避けるようになり、体重の変動も少なくなってきました。
最近は「夏は眩しく、逃げるもの」と弱気になっています。