抜けない疲れ 

次男の結婚式のために横浜に行ってきてから、頭は「ボー」としたままで、疲れが抜けません。
 横浜までは長男の運転する車で、常磐高速経由、首都高速湾岸線、お台場、羽田空港ベイブリッジを経由して横浜山下公園へ。片道2時間半ほどの旅でした。
金曜日の昼過ぎに家を出て、夕方山下公園のホテル着。ホテルで一休みしてから、中華街で私の親戚と会食。私は翌日の次男の結婚式や自分の体調を考えて、酒も控え、夜の中華街を散策することもなく、9時にはホテルに帰ってきました。
ホテルの冷房が効きすぎていて、寒くて寝付けません。部屋の冷房を切り、小一時間ほどウトウトしますが、車などの都会のざわめきで眼が醒めます。時間と共に密閉された部屋は暑くなり、冷房を入れます。また寒くなり冷房を切る。やっとウトウトする、ざわめきで眼がまた醒める。そんなことを繰り返して朝の5時です。
 以後の眠りを諦めて、早朝の爽やかな気分を味わうために風呂に入ります。農業仕事での土汚れは「ポンポン」と身体をはたき土を落とします、汗などと共に汚れたときは風呂に入り「サッ」と石けんで汚れを洗い落とすと、心身共にきれいになります。しかし、街では汚れた空気が身体にまといつき、その油のようなしつこい汚れが毛穴から体内に入り込んだようで、風呂の中で石けんをつけて身体をゴシゴシ洗っても、爽快な気分には成れません。
 「ぶつぶつ」言いながらの早朝の長風呂の後、山下公園、横浜港の朝の景色を見て時間を過ごします。
 8時に次男の結婚式会場へ。10時からの結婚式、12からの披露宴。予定より時間がかかり3時半頃に無事全てが終わり、着替えて夕方4時半頃長男の運転する車で横浜を発ち、7時には我が家に帰ってきました。
 車に乗り、美味しいものを食べ、多くの人間と合い、飛行機や車、ビルに囲まれた都会に刺激され、重く汚い空気にまといつかれ、「どっ」と疲れた2日間でした。
この抜けない私の疲れの原因は、ジメジメしたこの天候のためなのか、久しぶりの都会の喧噪と発散するエネルギーの為かは定かではありません。