新規就農希望者を食い物にするアドレス

「黄色いお財布を持つと、宝くじに当たり億万長者になります」「この座布団に座っているだけで貴方は痩せて、モデルのような綺麗なスタイルになります」こんなアホな宣伝が、形を変え毎日のように新聞の折り込み広告に入ってきます。
「溺れる者は藁をも掴む」と言われます。膠原病の私も「ロシアの有名な医学博士の研究により開発された膠原病の薬に、中国の漢方医(中国ではこのような言い方はないようです)によって選ばれた自然の生薬を混ぜることで、ステロイドのような副作用もない安全な膠原病の薬が開発されました」等と大々的に書かれ、ロシア医学博士の写真入りの談話、「ニッコ」と微笑んだ中国漢方医のふくよかな写真が添えてあれば、だまされそうです。
 勿論、下の方に読めないような小さな字で、これは医薬品では有りません、等々。本当に酷い世の中です。
で、下記のアドレスは大分で農業を生業としている私の友人(美しい女性です)が教えてくれました。笑ってしまいました。膠原病の私には「笑いが必要」なので、ちょうど良い刺激かも知れません。内容のない言葉の繰り返しです。都内の広告代理店に勤めていた方らしいですが、これでは成功しなかったでしょう。
 農業で月300万円が簡単に儲かるのでしょうか?
 彼の本を購入していませんので(流石に私もそれほど暇ではありません。)全否定しにくいのですが、落ち着いて考えれば誰でもが気付くことです。嘘だと。せいぜい、「農家が捨てる野菜を集めて加工して(もしかしたら、加工などと言う面倒なことは避けて)都会の消費者に高く売りつける」等という陳腐な使い古されたアイデアかも知れません。もしそうなら漫画以下の世界です。(私は漫画は大好きですし、差別する気持ちはありません)物を売ると言うことはそんなに簡単なことではありません。(彼の本は読んでいないので正確なことは分かりません、時間とお金が無駄ですから)それから彼が書き連ねている農業履歴は農業を知っている人間なら「なに、それ」と言ってしまうような履歴です。書くのは本人の問題ですが。
大地の上で鍬をふり、汗を流し、自然の緑を愛で、吹き抜ける春の風の中に身を置いてください。つまらない雑念が風と共に私たちの身体を通り過ぎていきます。
 皆様騙されませんように。騙されやすい光さんは特に注意してください。(笑)
http://www.inbeside.com/inaka.html
モッコウバラが咲き始めました

蜂も頑張っています、春です。