ただいま休煙中

私はハイライトを日に5−6本ほど楽しむ愛煙家です。朝食後のタバコは何物にも代え難い楽しみです。ニコチンが未だ寝ぼけている私の細胞の隅々まで染みこみ、新しい朝の到来を私に知らせ、生きている喜びを確認させてくれます。そのタバコも10本以上の日が続きますと、喉は痛み痰は切れなくなり、ただひたすら我が身を痛めつけるマゾヒストの世界に突入となります。私はあまりタバコに強い体質でないようです。
 あまりタバコに強くなく、膠原病も発病した私の体調を心配して妻は禁煙を薦めます。愛煙家として「分かりました、禁煙します」と素直に聞くのもしゃくですし、あの美しい紫煙を眺める朝の一時を安易に捨てるのは、身が切られるように寂しいです。
しかし膠原病に対してタバコが私の身体にどの様な悪影響を与えるかを現実的に考える時期にきているのも確かなようです。
それでただいま休煙中です。2月末からですから、かれこれ50日になります。「タバコは膠原病に影響しない」(また厳しい膠原病が発病することです、一寸複雑な気持ちです)と言う結果が出ることを期待しつつ休煙中です。
先日、上越新幹線に乗りましたら全車両禁煙になっていました。私に言わせますと禁煙、嫌煙ブームに悪のりしたJRのサービスの切り捨てです。タバコを吸う人の楽しみとタバコから身を守りたい人の健康を同時に守る方法はあるはずです。
 確かに愛煙家もタバコを吸わない人達の事を考えてルールを守るべきですが、ルールを守りタバコを楽しむ愛煙家を世間の害悪のように排除するのは行き過ぎに思えます。タバコは「健康を害します」と書いてありますし、20歳以下の喫煙は禁止しています。それに比べてジャンクフードは小さな子供達にも食べさせます。ジャンクフードの袋にも「この食べ物は貴方の健康を害し、メタボリックシンドロームに貴方を導きます」と書くべきですし、15歳以下はジャンクフードは禁止するべきです。