ネスカフェ・ドルチェグスト禁断症状

 わがままと思いつつも「家庭で気楽に美味しいコーヒーを」と思いドルチェグストの機材を購入したのが今年の3月です。
 コーヒーの味は期待を裏切らず「美味しい」のですが、このコーヒーメーカはコーヒーを抽出するカセットを半永久的にネスカフェから購入しなければならないという難点を抱えています、それもネスカフェの言い値で。エスプレッソやブレンドコーヒーは1杯約50円、カプチーノは約80円、チョコチーノ(ココア)は90円です。
 オランダから訪ねてきた友人とコーヒーを飲みながらその話をして気づかされたのですが、コーヒーのカセットの値段は日本の方が高めに設定されているようです。
毎日何杯もコーヒー店でコーヒーを楽しんだり、缶コーヒーを購入する方からみますと美味しいエスプレッソやブレンドコーヒーが1杯約50円、カプチーノは約80円で飲めるドルチェグストのカセットは「ただみたい」に思えるかもしれませんが、我が家のように貧しい農家(?)には、毎日何杯も飲むコーヒーの値段が50円や80円もしますと懐にひびきます。
「贅沢は禁物」とドルチェグストでのコーヒーは「1日1杯」と決めてスタートし、あとはインスタントコーヒーを飲んで我慢をしていたのですが、その味の違いがはっきりとしすぎて、日々のドルチェグストでのコーヒーが1杯が2杯に2杯が3杯にと、私が1日に飲むコーヒーの殆どをドルチェグストで入れたコーヒーになってしまいました。
そんなこんなで、はじめの私の固い意志もくじかれドルチェグストでコーヒーを飲むことが私の日常になったこのごろでした。
 3日前の夜、いつものようにドルチェグストの1杯のコーヒーを楽しみ就寝。翌朝、当たり前のように1杯を楽しもうとドルチェグストの電源を入れたのですが機械が作動しません。故障のようです。
 修理のためネスカフェに機械を送り返し、この数日はインスタントコーヒーを飲んでいます。何となく物足りない毎日です。