ライオンの親戚「猫の夏」

 我が家の猫「夏」は昨年3月頃の生まれの雄猫です。犬猫病院から貰った猫で、正確な生年月日は分かりません。「夏」の名前の由来は、息子がアフリカで飼っていた猫の名前が「春」でした、その次の猫で「夏」です。体重は1歳頃に3.6kgになり、その後体重は安定していたのですが、最近とみに食べるようになり、4kgの大台に乗りました。
「夏」は1日の多くを寝て過ごし、起きているときは畑や野山を駆け回っています。運動不足やストレスとは無縁の生活を過ごしています。食事は十分な量のキャットフードと我が家の高価な生卵です。毎朝、生卵を1個「ペロッ」と舐めて、キャットフードを「ボリボリ」かみ砕き、外に遊びに出かけます。
 外ではバッタを捕まえ、雀を捕まえ、モグラをいたぶり、ネズミをかみ砕き、蛇は「猫パンチ」(蛇に対して、「夏」は前足をパンチのように連続に叩きだす攻撃です。それで怯んだ相手を牙で噛みつきます)で戦い、連戦連勝の日々です。このような「夏」の日常に「微笑んでいた」我が家ですが、昨日の夜は「夏」に少々驚かされました。
夕方遊びから帰ってきた「夏」の前足と口廻りに血が付いていました。「ネズミでも食べたのかな?」と思い台所の戸を開けてみますと、台所の入り口には「異様な物」が置かれてあります。良く見ますと、それは血を流したウサギの頭でした。「夏」の戦利品のようです。モグラやネズミは「夏」より身体が小さいです、今回殺されたウサギは「夏」と同じぐらいか大きかったと思われます。自分より大きな獲物に襲いかかる「夏」の姿を想像して、一寸恐ろしくもあり、たくましさも感じて、猫の「夏」はライオンの親戚なんだと再確認した昨日の夜でした。
 「夏」の戦利品のウサギの頭の写真を掲載したいのですが、余りにも生々しいので掲載は止めて、「夏」の日常の写真にします。