暑い、暑い1週間でした。

昨日からの恵みの雨で、今日の気温は数日前の最低気温以下の23度。数日前の最高気温と比べて十度以上も下がり、やっと一息吐いています。
 気が狂うような猛暑の1週間でした。気温は体温を超えて37度、38度。熊谷では連日気温が40度を超えて最高気温は40.9度、74年ぶりに日本の最高気温を塗り替えました。
この異常とも言える高温で、多くの人が(特に高齢者が多かったようです)熱射病で亡くなったり入院されたようです。痛ましい限りです。
しかし人間は涼しいところを選び、クラーや扇風機(体温を超える暑さになりますと、空気は「もあー」と暖かく、あまり効果はありませんが)があり、冷たい水などを飲むこともできます。この猛暑で悲惨なのは、部屋に閉じこめられている動物たちです。
全身を羽に覆われ汗腺の無い鶏は、ことのほか暑さに弱い生き物です。気温が32度ほどになりますと口を開けて息をして、羽を広げて暑さを忍びます。そして気温が34度、35度に上がりますと、体力のない鶏から熱射病で死んでいきます。ケージに閉じこめられ、この猛暑からも逃げることのできず多くの鶏が熱射病で死んだと思います。毎年のことながら悲しくやりきれない夏の出来事です。