「コロッケに偽ミンチ」

 今日の朝日新聞によりますと、北海道のミートホープ社が同じく北海道の加ト吉経由で全国の生協に豚肉を牛肉などと偽り、偽ミンチ肉のコロッケを販売していたようです。
私は10数年前に食肉関連業者から「冷凍庫で保存して、何度か外に出し入れした肉の表面は溶けて、肉の品質は売れないほど劣化する。本来はその肉は廃棄処分にする物だが、多くの食肉業者はその部分をそぎ落とし、殺菌してミンチ肉として販売する。それに価格を下げるために内臓肉を混ぜたり、脂肪肉を混ぜて目方を増やすからな、ミンチ肉は何でも有りだ、買うなよ」と注意されていました。
食肉関連業界では公然の秘密のように囁かれていたことが、表面化して新聞のニュースになったようです。このような悪徳業者は一部の食肉業者だけと信じたいです。
加ト吉の責任は重大ですが、「安全、安心」を売り物にしている生協のていたらくにも呆れます。茨城での鳥インフルエンザ発生の時も、生協に卵を出荷していた養鶏場は、鳥インフルエンザに罹った鶏の卵を長期にわたり生協に出荷していました。
 それに対して生協からは、組合員に何らかの説明もされないままでした。生協、初心に戻り頑張れです。